代表挨拶
Greetings
お客様に寄り添って70年
今までも、これからも、
ガラス一筋のアデリアです
アデリア株式会社 代表取締役社長
町野 晃透
暮らしに寄り添うガラス食器をお届けしています
ジュースや麦茶を飲むコップ、お父さんが晩酌で愛用していたビールグラスやウィスキーグラス、毎年初夏に青梅を漬けた梅酒のびん――。
子どもの頃から馴染んできたガラス食器、そして今も毎日、当たり前のようにお使いいただいているガラス食器。それが、私たちアデリアの製品です。見ればきっと「あ、これ見たことがある」「わが家にもあった」と思われるはずです。
アデリア株式会社は、創業200年のガラスメーカー「石塚硝子」のガラス食器を販売する会社です。オートメーション生産の「アデリアグラス」、職人手作りの「津軽びいどろ」、2つのブランドをみなさまの元にお届けしています。戦後間もない1948年に創業し、それから70余年。私たちはガラス食器一筋に歩んでまいりました。
石塚硝子の伝統、日本のガラス食器を未来に繋ぎたい
長い歩みの中では、苦境に立たされたことも幾度となくあります。昭和の食卓を華やかに彩ったガラス食器は、核家族化やライフスタイルの変化により、市場が大幅に縮小。安価な輸入品の攻勢も打撃となりました。それでも「ガラスを売るのは、もうやめよう」という声が社内からあがったことは、一度もありません。他社が次々と撤退していく中、私たちはガラスととことん向き合うことで活路を見出し、お客様のもとにガラス食器を届け続けてきたのです。
それというのも、親会社の石塚硝子が、江戸時代から続くガラス作りをとても大切にしていたから。そのことを一番よく理解している私たちが、簡単にあきらめるわけにはいきません。国内大手ガラス食器ブランドの数少ない生き残りとして、メイドイン・ジャパンのガラス食器を守る責任もあります。「石塚硝子の伝統を守ろう」「日本のガラス食器を未来に繋いでいこう」。その想いは今も、社員一人一人にしっかりと受け継がれ、アデリアの原動力となっています。
そしてもう一つ、アデリアを支えてきたもの。それは、社員を家族のように大切にする、アットホームな企業文化です。社員あってこそのアデリア。この文化がある限り、アデリアのガラスは輝き続ける、そう信じています。
暮らしを支えるガラスを絶やさない。それが私たちの使命です
無味無臭、透過性や耐薬品性など優れた機能性と、光に輝く美しさを兼ね備えたガラスという素材の特性を活かし、みなさまのお役に立てることは、まだまだ、たくさんあると考えています。
私たちは、これからもガラス一筋。お客様に喜んでいただけるガラス食器をお届けしていくことはもちろん、石塚硝子と共に、食器にとどまらないガラスのありとあらゆる可能性にも挑戦し、お客様の暮らしに寄り添ってまいります。
私たちの使命は、暮らしを支えるガラスを、これからも絶やさないこと。いつの時代も、お客様の暮らしに寄り添うアデリアであり続けたいと願っています。